Lumix GF1のほぼ一年後、2011年に発売された兄弟機。これも価格コムで高い評価があって気になっていたが、たまたまヤフオクで安く出ていたのでポチってしまったもの。
スペックは画素数が1600万に上がったくらいで大きな差がない。サイズはすこし小さくなっている。GFシリーズはGF1以降エントリー向けに特化していったので、GF1にあった高級コンデジ路線の要素を継承していこうとしたのがGX1らしい。GX1の後継機は2013年に出たGX7。
画質もGF1と大きな違いがない。逆に言えばGF1が優れていることになる。
GF1もGX1も「抜けた感じ」の写真が撮れるのだが、結局それはフルサイズとはもちろん、普及しているAPS-Cサイズと比べてもマイクロフォーサーズのセンサーサイズが小さいのでその分、被写界深度が深くなることが原因なんだろうと思う。たぶんこのことと階調感のよさも関係しているのではないか。ただこの利点はボケにくいなどの欠点とセットになっている。こんなことはマイクロフォーサーズを使っている人にはとっくの昔に常識なんだろうが。