Olympus系とPanasonic系

この一年ほど、主にセンサーがマイクロフォーサーズサイズのカメラを使っている。このタイプには、その昔このサイズを共同開発したOlympus系とPanasonic系があるが、前者ではOM-Dシリーズの EM-1EM-5を、後者ではGFシリーズGシリーズ、GX-1などを使ってきた。

最初の頃は、EM-5などと比べてGFシリーズの色調が気に入って使うことが多かったが、だんだん色調のバランスが完成され過ぎているところに息苦しさを感じるようになり、対象をただストレートにとらえる傾向を持ち、あとは撮り手の自由に任せようとするOlympus系のEM-5や、後から追加購入したEM-1を使う頻度が増えていき、それが現在まで続いている。

もちろん自分が自由に撮れるほどの力があるわけではないのだが、それでも撮っていくうちにPanasonic系との違いを感じるところがあるのも確かなのだ。

ただし、同じPanasonic系でも、GX-1はややOlympus系寄りの絵が出てくるのでやや例外かも知れない。

二つの系の色調の違いはセンサーによるところもあるだろう。確か記憶違いでなければ、Olympus系はSony製、Panasonic系は内製だったと思う。しかし、センサーから受け取った画像情報をどう処理するかを担う画像エンジン(ソフトウエア)の違いが大きいのではないか。もちろんそれぞれの画像センサーのどこの処理がその差異を生み出しているかは素人なのでわからないのだが。

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